表現したのは、品格ある存在感。人をはじめに迎える場として、エントランスは華美にすぎることなく、上質な空気感を大切にプランニング。
夜は浮かび上がるような優美なライティングにより、日中とはまた異なる表情に。
ホワイト系の大理石で設えたホールは、静かなギャラリーを思わせる印象。スポットで照らし出されるモダンアートの抽象画もアート性をより高める。
エレベーターを降りれば、そこはプライバシーを約束された空間。各フロアわずか2~3邸、完全内廊下スタイルにより、外からの視線も気にならないフロア構成はまさにホテルライク。
全邸の浴室が窓付き、共用廊下に面する居室がひとつもないプランも、個々の暮らしをやさしく包み、個の時間を美しく彩っていく。
まさに「空間芸術」と称したい、のびやかさ、そしてゆとり。居室の天井高を2600~2700mmと通常のマンションより100~200mmも高く取ったことにより、心まで解き放たれるような室内空間を実現。
それに伴い、ドアの高さも2500mmに。広がる視界や開放感は、邸宅だけに許される贅沢となる。
※掲載のイラストは図面を基に描き起こしたもので、形状・色等は実際とは異なります。